ズボラでも着実に得する NISA
ズボラなので、投資もほとんど放置です
今回取材したのは、33歳フリーターの女性。
実際にポートフォリオを見ると、積み立てている商品は2つです。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・VTI)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
つまり、米国株 100% の投資です。
かなり偏っているのでは?
そう思うかもしれません。
しかし実は、この組み合わせは意外と合理的な構成で、驚きの利益額になっていました。
この記事では、そのリアルな運用結果をまとめます。
また、NISA を始めるうえでの不安も解決します。
- 実際どれくらい増えるの?
- 今から始めても遅くない?
- 初心者でも続けられる?
- 何を買えばいいの?
あわせて、
- 完全初心者が NISA を始めたきっかけ
- 実際にやってみて何を感じたのか?
- 後悔していること
なども、インタビューしました。
NISA の復習は、この記事をご参考ください。
投資家プロフィール

R.N さん
- 年齢 : 33歳
- 職業 : フリーター
- 年収 : 280万円
- 投資家タイプ : ANPS
- 投資歴 : 4年目
運用結果サマリ
※ 資産推移の合計額には、分配金として受け取った現金も含まれ、投資信託の評価額の合計とは若干の差があります。
いつの間にか「+78万円」
累計「約143万円」の投資に対して、+78万円の利益が出ています。
運用期間は、約4年1ヶ月、利回りは約54%です。
年利にすると、約11%前後のペースになり、長期投資としてはかなり良い水準です。
しかもこの方、難しい銘柄選びやタイミングを狙った取引はしていません。
基本は毎月の積立を続けているだけの、シンプルな積立投資です。
- インデックス投資でも、短期間で利益が出ることがある
- 特別な売買をしなくても、資産は増える可能性がある
- 放置型の投資でも、十分成果が出る
市場全体に投資して長く続けることで、ここまで資産が増える可能性があることが分かります。
なぜ増えたのか?
細かいことはよく分からないので、有名なものを選びました(笑)
と本人は笑いますが、実は意外と合理的な構成になっていました。
投資先は、どちらも米国株式市場に広く投資するインデックスファンドです。
S&P500は、アメリカの大型企業500社に投資する指数です。
一方 VTI は、アメリカ市場のほぼすべての企業(約4000社)に投資するファンドです。
つまり、
- 大型株(S&P500)
- 中型株
- 小型株
まで含まれる、米国市場のほぼ全体に分散された投資になっているのです。
一見すると「米国株 100% で偏っている」ようにも見えますが、大型株から小型株まで幅広く分散された構成になっています。
ズボラに見える投資でも、合理的なポートフォリオです。
この結果は再現できるのか?
結論から言うと、同じリターンが毎年続くとは限りません。
株式市場には波があります。
- 大きく上がる年
- 横ばいの年
- 下がる年
実際、短い期間では大きく利益が出ることもあれば、評価額が減ることもあります。
ただ長期で見ると、株式市場は歴史的に右肩上がりで成長してきました。
インデックス投資では、短期の値動きに一喜一憂せず長く続けることが基本になります。
今回の「+78万円」も、長期投資の中の途中経過と言えるでしょう。
このまま運用すると?
今回の実績利回り(年利約11%)を前提に、同じペースで運用が続いた場合のシミュレーションを行いました。
生涯投資枠 1,800 万円に到達した後は、積立を停止し、その後も資産を保有したまま複利運用が続く想定です。
この条件では、20年後の資産は 約3,300万円となり、運用益は 約2,300万円に達する試算となります。
- NISA のつみたて枠において、投資信託の分配金や値上がり益をすべて再投資することを前提とした「複利運用」に基づく試算です。
- 生涯投資枠(1,800万円)を考慮し、累計積立額が上限に達した場合は、それ以降の積立(買付)は停止します。 ただし保有資産は売却せず、そのまま同じ年率で複利運用が継続する想定で計算しています。
- 今回の実績データを元に算出した参考値であり、将来の運用成果や利益を保証するものではありません。
- 「月平均増加額」は、最終的な利益を運用期間(月数)で割った参考値です。
- 「貯金との差額」は、普通預金に預けた場合を想定し、年 0.1% 程度の金利で複利運用した場合の参考値と比較しています。
積立額でどこまで変わる?
月額を変え、20年運用するシミュレーションをしました。
積立額が増えるほど、最終的な資産額も大きくなることが分かります。
積立額により、大きな差が生まれることが分かります。
- 月1万円の場合 : 約816万円
- 月4万円の場合 : 約3,263万円
- 月10万円の場合 : 約7,365万円
一方で、NISA には生涯投資枠「1,800万円」という上限があります。 月8万円以上の積立は、途中で上限に到達するため、それ以降は積立を停止し、保有資産のみが運用される想定になります。
それでも長期間の複利運用により資産は増え続けます。
「積立額」と「運用期間」の両方が、資産形成に大きく影響することが分かります。あなたの場合、将来いくらになる?
あなたの条件だと、将来の資産額はどのくらいになるでしょうか?
証券口座、積立金額、運用年数を自由に設定して、あなた専用の資産シミュレーションができます。
将来の資産形成を具体的にイメージしたい方は、こちらのシミュレーションをご利用ください。
NISA を始めたきっかけは?
将来のお金を少しでも増やしたかった
お金を貯めたいと思ったのがきっかけです。
ただ貯金するだけより、少しでも増やせたらいいなと思っていました。
- 将来のためにお金を貯めたい
- 貯金だけより、少しでも増やしたい
- NISA が唯一できそうな投資だった
- 勉強が苦手でもできそうだった
- 自分でトレードや難しい判断はしたくなかった
実際に始めてみた率直な感想は?
もっと早く始めればよかった
正直、思っていたより利益が出ていて驚きました。
ほとんど何もしていないので、良い意味で騙された気分です。
- 本当に放置していただけ
- 気付いたら増えていた
- お金がお金を稼いでいる感覚
- 4年はあっという間
- 投資が楽しいと思えるようになった
- こんなに簡単なら早くやれば良かった
始めるまでどれくらい悩んだ?
1週間くらい悩みました
思い立ってすぐ始めたわけではなく、最初は少し悩みました。
特に迷ったのは次のようなことです。
- いくら積み立てるか
- 何を買うべきか
- どの証券会社にするか
有名な証券会社が運営している YouTube を観たり、SNS で投資家をフォローして情報を集めました。
この商品を選んだ理由は?
人気で有名だから
全世界株式や、S&P500 を選んだのは、よく聞く商品だったからです。
「迷ったらこれ」「放置していても利益が出る可能性がある」と聞いたのが大きかったです。
半信半疑でしたが、結果、予想以上に利益が出ているので驚いています。
また、まずは話題の商品に自分も触れてみたかった気持ちもありました。
- 初心者向けと紹介されていた
- 放置でも続けやすいと思った
- 有名な商品なら情報も多くて安心だった
個別株は検討した?
最初はインデックス投資だけ
最初の段階では、個別株は検討しませんでした。
投資の知識があまりない中で、自分で判断するのは難しいと思ったからです。
まずは、シンプルな積立投資から始める方が、自分には合っていると感じていました。
なぜ楽天証券?
楽天カードとの相性が良い
普段使っているクレジットカードは楽天カードです。
クレカ積立をすると「楽天ポイント」が還元され、お得だと感じたからです。
- メインのクレジットカードが楽天カード
- クレカ積立で楽天ポイントが貯まる
- 管理画面が使いやすそうだった
結果は期待通り?
想定以上の利益が出た
本当に何もしないで放置していただけなので、良い意味で予想外でした。
一時期、放置し過ぎて積立自体を忘れていていました。
久しぶりに証券口座を確認して、「こんなに増えたの?」と衝撃を受けたことを覚えています。
まさに、お金がお金を稼いでいる感じがあって、最初に思っていたよりずっと良い結果だと感じています。
最初に買うとき怖かった?
買い物気分
怖くはありませんでした。
そこまで大きな金額ではなかったので、最悪ゼロになってもまた働けばいいと思えたのが大きいです。
- 少額なので思い切れた
- 損してもまた稼げばいいと思った
- 貯金して何もしないよりは全然マシだと思った
辞めたくなったことは?
ワクワクが勝った
日経平均が暴落したなどのニュースを見ることはありましたが、積立を辞めたくなることはありませんでした。
投資信託は、長期放置が前提だと思っていたので、
まあ、また上がっていくでしょ?
くらいの感覚で、あまり深刻には受け止めていませんでした。
むしろ暴落は、割安に買えるチャンスでもあります。
経済ニュースを見ると、「今は安く買えるタイミングかも?」と考えるようになり、むしろワクワクすることの方が多かったです。
投資で生活は変わった?
日常の見え方が少し変わった
投資を始めてから、気になる商品やサービスを見ると、「これを作っている会社はどこだろう?」と調べるようになりました。
それまでよりも、世の中の動きや企業に自然と興味が向くようになったと感じています。
- 気になる商品やサービスの会社を調べるようになった
- 決算を見て良さそうなら1株買ってみる楽しみができた
- 投資が生活の中の小さな楽しみになった
過去の自分にアドバイスはある?
とりあえず口座開設して
始める前は、まとまったお金が必要だと思っていました。
でも実際には、少額からでも十分始められます。
- とりあえず口座開設すれば、あとは自然と進む
- まとまったお金は必要ない
- 1株からでも買える
- まず少額で始めればすぐ慣れる
- フリーターの私でも投資はできる
NISA はやった方がいい?
できるだけ早く始めた方がいい
正直、私は「お金に余裕がある人がやるもの」と思っていました。
でも実際に始めてみると、NISA は無理なく続けられる仕組みでした。
少額から始められて、基本は積立して放置するだけ。だからこそ、投資に詳しい人だけでなく、普通の人こそ使いやすい制度だと思います。
今振り返ると、もっと早く始めておけばよかったと感じています。
初心者は何から始めればいい?
最低限の知識だけで十分
最初から難しいことを全部勉強する必要はないと思います。
まずは、超最低限の知識を押さえて、証券口座を作って、積立設定までやってみるのが大事だと感じました。
- NISA の仕組みをざっくり理解する
- クレカ積立でポイント還元がある証券口座を選ぶ
- 証券口座を作って積立設定する
- 難しい勉強は後回し
月いくらから始めるべき?
無理のない金額で OK
最初から大きな金額を入れる必要はないと思います。
投資を始めただけでも偉い(笑)まずは無理のない範囲で始めて、慣れてきたら増やせば十分です。
- 1万円でも全然OK
- 積立額はいつでも変更できる
- 売却すれば現金化できる
- 慣れてから増やせばいい
初心者は何を買えばいい?
S&P500 かオルカンが分かりやすい
最初に買うなら、有名な商品が安心だと思います。
SNS やネットで調べたときに情報が多く、他の人の考え方も見やすいからです。
- S&P500
- オルカン(全世界株式)
- 有名な商品は情報が多くて調べやすい
今後はどうする?
個別株にも挑戦したい
今後は、寝ていてもお金が入る仕組みを育てていきたいと思っています。
株主優待や配当金で生活している投資家にも憧れがあります。
つみたて投資枠はこれまで通り続けながら、成長投資枠では個別株の運用にも挑戦していきたいです。
最近は、30万円ほどで複数銘柄を単元未満株で購入して売買しています。
今のところ、なんと+5万円の含み益が出ています。
- 寝ていてもお金が入る仕組みを作りたい
- 将来は優待・配当金生活が目標
- 成長投資枠で個別株にも挑戦
まとめ
細かいことはよく分からないので、有名なものを選びました(笑)
今回紹介した投資家は、特別な売買や難しい分析をしていたわけではありません。
やっていたことはとてもシンプルです。
- 1.NISA 口座を開設する
- 2.インデックスファンドを選ぶ
- 3.毎月積み立てる
- 4.あとは基本放置
それでも、約4年で+78万円という結果になりました。
もちろん、株式市場は常に上がり続けるわけではありません。 下がる時期もあれば、長く停滞することもあります。
それでも長期で見れば、世界経済と株式市場は成長してきました。
今回のケースは、特別な才能は必要ないということを教えてくれます。
難しく考え過ぎず、まずは小さく始めて、長く続ける。
それが、資産形成の一番シンプルで現実的な方法なのかもしれません。
まだ始めていない方は、まずは少額でも構いません。
一歩踏み出すことで、将来の資産は大きく変わるかもしれません。
気になる方は、シミュレーションで、将来の資産額を試算してみてください。












